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セミオーダー

今から一気にリードを仕上げます。
机の上に受注リストを貼っていて、そのお客様の要望に合わせてセミオーダーリードのリードをお届けしています。
ご要望やご感想もお待ちしております。
次回の参考にさせていただきます(=^ェ^=)

材料加工

Danziのガウジンクです。
当工房は1回1kgずつ加工しています。
月では4~5kgほどします。

たくさんのかたからご注文いただき、ありがとうございます。

大編成

久しぶりの大編成です。(*´▽`*)
私はブルックナーにのります。

第540回定期演奏会

2020年7月22日(水)午後7時開演
   7月23日(木・祝)午後3時開演

第540回定期演奏会
フェスティバルホール

指揮:飯守泰次郎
※ユベール・スダーン氏来日不可のため、変更になりました。

モーツァルト/交響曲 第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
ブルックナー/交響曲 第6番 イ長調

クロウ

クロウについて。

これは、リードだけで吹いたときにギャーッとなる音のことです。

よく、この音は、振動が多いほうが良いと言いますが、話はそこまで単純ではないと思っています。

この振動は多ければいいのであれば、リードを先端も厚くしたら、たまらなく振動が多くなります。

しかし、そんなリードを楽器につけて吹くと、たまらなく粗い音が出ます。
 
では、どんな振動が多いリードが、いいのでしょうか?

これは、以前投稿させていただいた、「細かい振動」が多くて、大きい(音程が低い)振動はそれなりのものが良いかと思います。

大きい振動は、そのまま楽器につけて吹いたら、はっきりと粗い音となって、楽器の音になります。
なので、ファゴットを吹く人たちはそんな音は求めていないし、大きい振動は音程が低くなる要因になりますので、無意識に口で押えていることがほとんどです。
口で押えているということは、その分口に負担をかけているので、口がすぐに疲れます。

なので、そんな振動ははっきり言うと、いらないのです。

必要な振動は、リードだけで息を吹き込んでも、音程が変わらない程度にとどめておくべきだと、僕は思っています。
詳しく言うと、同じ音で、吹き込んだら、その一オクターブ下の音が振動として加わるというのが理想だと思います。

このようになるように、リードの振動を調節するのが、大切だと思って、リードを仕上げています。

娘からの贈り物

雑感

いい音を出すには。

よく悩みます。
長年やって来ていますが、はっきり思うことは、まず自分の頭のなかに「素晴らしくいい音」がイメージできているかではないでしょうか。
これにつきると思います。

これは、先生に言われ続けることもあります。僕でも生徒に言います。

人によってはそのような音が出したくてファゴットを始める人もいます。

そして、その「素晴らしくいい音」を出すために、練習したり、リードを作ったり、表現力を磨いたりしていって、自分自身の「いい音」が作り出されるのだと思います。

この「素晴らしくいい音」のレベルは技術や経験年数が上がるごとに、上がっていくと思います。

ここで大切なのは、自分のイメージと現実に鳴っている音のイメージはいつまでも埋まらないのです。
なので、「自分は全然うまくならない(*_*)」と思ってしまうのは、よくあることだと思っております。

そこで、「自分の才能はこんなもん」と思ってしまって、考えるのを止めてしまうと、そこでいい音のレベルアップは止まってしまうのではないでしょうか。

長年楽器をやっていると、とてもうまい人と出会うことがあるかと思います。

その時は「この人に一ミリでも近づくにはどうしたら良いか?」とか、「この人に無い自分の良いところはどこだろう?」と考えて、決して思考停止しないことが大切だと思います。

テクニックを磨くのは大切です。しかし、ただ単にテンポをあげていくゲームをクリアしていくみたいな練習はしないで、どのように演奏したら美しいか?と言うことを考えて練習することも「いい音」を産み出す練習だと思いますし、そのような練習をすると自然とテクニックも身に付くのではないでしょうか。

高価な楽器が勝手にいい音を出してくれるのではなく、「素晴らしくいい音」は自分で奏でるもので、楽器はその手助けをしてくれるものだと思います。楽器はスピーカーではありません。

最後に、この「素晴らしくいい音」のイメージは人それぞれちがいます。

この違いをお互いに共感して、良いところは貰う様にすると、音は磨かれていくのではないでしょうか。

そう思い、日々悩むことを楽しみながら、努力しています。

今日は朝から、リードをメイキングマシーンで削っていました。
この機械も奥が深くて、1回目にかけるときは、0.05ミリ厚くかかるように設定してかけます。
そして、十分乾燥させたあとに、もう一度機械を薄くかかるように設定し直して、その0.05ミリ厚くなった部分を削ります。
これは、一度に機械で追い込むと、材料の変形幅が大きくなるので、二回に分けた方が、その変形幅を少なくできるからです。
それと、材料というのは、水に浸して乾かすというのを繰り返すと、変化が少なくなって、安定します。その工程をなるべく多くするためでもあります。
そのつど、楽器につけて吹いてみて、選定もします。

材料を機械でかけて、選んだあとにも、何回か水につけて乾かすということを繰り返します。

機械で削ったものを、手で削って仕上げるときにも、手で大まかに削った物を水で浸して乾かします。

それを乾かしてから、最終仕上げをします。

そうすることによって、材料の変化を見極めて、最終的にどう仕上げたら良いかを判断します。

機械をかける前に、十分水に浸します

終わりました

仕上げ

仕上げにかかっています。
材料の特性やなり方を見ながら、各お客様のご要望に合わせて仕上げていきます。
私も勉強になるので、吹いてみてのご意見をお聞かせいただけると幸いです。